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ユベントス、今季でアタランタとの契約が満了するサルトーリSDを招聘?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがアタランタのジョバンニ・サルトーリ SD の招聘を画策しているとのことです。サルトーリ氏が意欲を示せば、ユベントス入りの可能性は大いにあるでしょう。

画像:ユベントスが関心を示しているアタランタのサルトーリSD
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 サルトーリ氏は1957年3月生まれの64歳。元サッカー選手で1990年夏にキエーボで現役引退し、そのままフロント入り。1992年からはスポーツ・ディレクターに就任しました。

 サルトーリ SD の下でキエーボは 2001/02 シーズンにセリエA初昇格。「ミラクル・キエーボ」と称される大躍進を見せ、サルトーリ SD は2014年夏に「アタランタのスポーツ・ディレクター」として招かれています。

 ガスペリーニ監督の下で飛躍したアタランタですが、サルトーリ SD の下で有望株を “発掘” し続けたことが大きなサポートになっていたことは否定できないでしょう。

 

 ユベントスはパラティーチ CFO が退任した昨夏にも「サルトーリ SD の招聘」に興味を示していましたが、実現はしませんでした。ただ、今は状況が違います。

 アタランタのオーナーがペルカッシ家から「NBA ボストン・セルティクスの共同オーナーに名を連ねるステフェン・パリューカ氏が率いる投資家グループ」へと変わり、リー・コンガートン氏がリクルート部門の責任者として招かれています。

 また、サルトーリ SD の契約は「今季まで」ですから、ユベントスが引き抜きに奔走する必要はありません。サルトーリ氏に “意欲” があれば、ユベントス行きは起こり得るでしょう。

 

 懸念点としては「サルトーリ氏の年齢」と「獲得する選手の方向性」です。前者は実働に残された時間が短いため、組織を作れるかが焦点です。後者はアタランタでの “マッスル重視路線” がユベントスの下部組織と合致するかが不安要素となるためです。

 とは言え、チームの方向性に合致した若手有望株を効率的に発掘できるスカウティング体制は大事なことです。ユベントスがスカウティング部門にもテコ入れを行うのかに注目です。