イタリア審判協会は公式サイト上で 2018/19 セリエA第37節を担当する審判団を発表いたしました。ユベントス対アタランタを担当する主審はジャンルカ・ロッキ(Gianluca Rocchi)氏です。

トスカーナ州フィレンツェ出身のロッキ氏は1973年5月生まれの45歳。今季セリエAは15試合、VAR は13試合を担当しています。
日時 | Serie A | 対戦カード |
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2016/12/11 | 2016/17 第16節 |
トリノ v ユーヴェ [1 - 3] |
2018/04/22 | 2017/18 第34節 |
ユーヴェ v ナポリ [0 - 1] |
2019/03/03 | 2018/19 第26節 |
ナポリ v ユーヴェ [1 - 2] |
日時 | Serie A | 対戦カード |
2018/10/21 | 2018/19 第9節 |
キエーボ v アタランタ [1 - 5] |
2019/04/04 | 2018/19 第30節 |
アタランタ v ボローニャ [4 - 1] |
ロッキ氏がユベントス戦で主審を担当するのは第26節ナポリ戦以来、今季2試合目です。意外なことにロッキ氏がユベントス対アタランタで主審を務めるのはキャリア初のこと。
一方のアタランタはロッキ氏が裁いた今季の2試合はいずれも大勝しており、コッパ・イタリア決勝での敗戦を払拭できる追い風が吹いていると言えます。
なお、ロッキ氏とともに試合を担当する副審はエレニト・ジョバンニ・ディ・リベラトーレ(Elenito Giovanni Di Liberatore)氏とマウロ・トノリーニ(Mauro Tonolini)氏。第4審判はファン・ルカ・サッキ(Juan Luca Sacchi)氏。
VAR はマッシミリアーノ・イッラーティ(Massimiliano Irrati)氏、副 VAR はアルフォンソ・マッラッツォ(Alfonso Marrazzo)氏が担当すると発表されています。
イッラーティ氏が VAR を担当するのは今季14試合目。ユベントス戦で VAR を担当するのは今季第26節ナポリ戦以来となります。第7節ローマ・ダービーでもイッラーティ氏はロッキ主審の下で VAR を務めており、判定にナーバスになる必要のない審判員だと言えるでしょう。
ユベントス目線では第37節は消化試合であり、リーグ屈指の審判団が試合を担当する意味はありません。しかし、アタランタはコッパ・イタリア決勝でハンドを見逃されており、2試合連続の誤審は到底受け入れられないという事情があります。
極めて高いモチベーションで試合に臨むことが確定的なアタランタに対し、アッレグリ監督の去就騒動が起きているユベントスがどのように試合を迎えるのかに注目です。