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2021/22 シーズン前半戦でのユベントス所属選手の出場時間

 2021/22 シーズンの前半戦が終了し、冬季中断期間に入りましたのでユベントスに所属する選手の出場時間をグラフ化したので紹介いたします。

画像:戦況を見守るアッレグリ監督とコーチ陣

 グラフは以下のとおりです。

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画像:2021/22 シーズン前半戦でのユベントス所属選手の出場時間

 出場時間が 70% を超える選手がいる GK と CB は「軸となる選手が定まっている」と言えるでしょう。

 一方で中盤より前のポジションでは「最適解を模索し続けた前半戦だった」ことが出場時間からも読み取れます。これで結果が出ていれば申し分はなかったのですが、決定力不足に泣いた現実は後半戦に向けた改善点になるはずです。

 

 GK はシーズン序盤戦にシュチェスニー選手のパフォーマンスが上がらなかったものの、問題は解消済みです。後半戦はコッパ・イタリアでペリン選手のプレー機会が増えることになると思われます。

 DF では「怪我人の存在」がネックとなるでしょう。CB はボヌッチ選手とデ・リフト選手が主戦ですが、「離脱の頻度が多くなったキエッリーニ選手と信頼を得ているとは言い難いルガーニ選手で主力に休養を与えられるか」が鍵です。

 SB は「ペッレグリーニ選手の起用方法」がポイントです。A・サンドロ選手に “勤続疲労” が見え、デ・シリオ選手は負傷離脱で稼働率が下がったままです。出場機会を活かし、ポジション奪取を伺う内容を示せるかがポイントでしょう。

 守備陣に対し、中盤より前のポジションは煮え切らない状況でした。

 「ロカテッリ選手を中盤の軸とする『モラタ選手とディバラ選手の2トップ』を活かす組み合わせ」を模索しましたが、最適解は見つかっていません。これが試合ごとにメンバーやフォーメーションが変わり続けた大きな要因です。

 モラタ選手は「ボールを引き出しに中盤まで下がりすぎてしまうこと」が悪癖ですし、ディバラ選手は「ディバラ中心」ではなく「ディバラ任せ」になっている問題があります。

 アッレグリ監督はこれらの問題を解消に取り組む必要があると言えるでしょう。

 

 シーズン後半戦に向けて冬季の中断期間をどのように活用するのかに注目です。