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【移籍のウワサ】 ユベントス、1月の移籍市場での補強候補にスカマッカもリストアップ?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスが1月の移籍市場での補強候補としてサッスーロのスカマッカ選手もリストアップしているとのことです。獲得の可能性はあるものの、予算がハードルとなるでしょう。

画像:ボヌッチと競り合うスカマッカ
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 ユベントスはシーズン前半戦でのチーム総得点が27点と「攻撃陣のテコ入れ」が課題になっています。スカマッカ選手の名前が出ているのは「戦術の幅が広がる」からでしょう。

 スカマッカ選手は「(モラタ選手と比較すると縦パスの)ボールを収められる」ため、ビルドアップ時に相手の最終ラインを “ピン止め” するプレーが期待できます。

 相手 DF に張り付かれている場合にモラタ選手は「(中盤の位置にまで下がって)ワンタッチで味方に戻すプレーを選択しがち」であり、それ以外のプレーが計算できるようにするための補強が選択肢になるのは当然です。

 

 ただ、スカマッカ選手を獲得する場合は「サッスオーロに支払う移籍金」が問題になることは明らかです。

 ユベントスは今夏にサッスオーロからロカテッリ選手を獲得しましたが、契約形態は「2年間の無償ローンに総額3750万ユーロ(移籍金2500万ユーロ+ボーナス1250万ユーロ)」でした。

 ロカテッリ選手の獲得資金の拠出に苦しんだことを考えると、同額の移籍金が必要となるスカマッカ選手の獲得は簡単には進まないと思われます。

 また、攻撃陣の役割を明確化することで得点力不足を改善できる可能性はあります。したがって、スカマッカ選手を獲得できれば良いのですが、交渉が具体化する可能性は少ないでしょう。

 

 まずは余剰戦力と化しているラムジー選手の放出ができるのかなど優先度の高い移籍をまとめられるのかに注目です。