アッレグリ監督からパフォーマンスのさらなる向上を求められたラビオ選手がメディアから移籍の可能性を問われ、「残留するよ」と返したと『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じています。
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2019年夏にフリーで加入したラビオ選手は1995年4月生まれの26歳。ユベントスとの現行契約は2023年夏までとなっています。
アッレグリ監督からは「もっとできる(≒ 得点を決められる)」と “発破” をかけられており、昨季までの2シーズンでリーグ戦5得点は物足りないことは否定できません。
「中盤 MF 陣の得点力アップ」を課題としてアッレグリ監督が口にしていますからラビオ選手の立場が揺らぐ可能はないとは言えないでしょう。
この状況を受けて去就に関する質問をぶつけたメディアに対し、ラビオ選手は移籍の意思はないと返答しています。
同じフリーの立場で加入したラムジー選手とは立場が異なりますし、ラビオ選手は戦術的にも重要な役割(左アタッキングハーフ兼インサイドハーフ)を担っています。また、移籍金を得ることができる選手ですから契約解除に近い形での放出はあり得ないでしょう。
今冬に移籍が実現するのは「相応の移籍金が用意された場合」ですが、ビッグクラブで中盤 MF が補強ポイントになっているクラブは見当たりません。そのため、去就騒動が具体化することはないと思われます。
まずはラビオ選手が期待されている得点力でもチームに貢献することができるのかに注目です。