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【移籍のウワサ】 チェルシーがラビオ獲得に興味?

 トゥット・スポルト』によりますと、チェルシーがラビオ選手の獲得に興味を示しているとのことです。今夏に移籍が成立する可能性はありますが、チェルシー側の事情によって左右されることになるでしょう。

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 ラビオ選手は1995年4月生まれの27歳。2019年夏にフリーで PSG からユベントスに加入し、主力選手としてコンスタントに出場している中盤 MF です。

 ユベントスとの現行契約は2023年夏まで。したがって、ユベントスは「2000万ユーロ弱の移籍金」が得られるのであれば、獲得の打診に応じる可能性が高いと言えるでしょう。

 その一方でラビオ選手の場合は別です。理由はカタールW杯後の「2023年1月の移籍市場」か「2023年夏の移籍市場」で好条件を引き出すことも選択肢になり得るからです。

 特に後者の場合は移籍金を必要としません。この状況を選手側がどう評価するか次第と考えられます。

 

 トゥット紙がラビオ選手の移籍先として挙げているチェルシーは「クラブを取り巻く環境が落ち着くこと」が先決です。これはオーナーのアブラモビッチ氏がロシアのウクライナ侵略による制裁対象となったため、クラブとしての身動きが取れなくなってしまいました。

 まずは「新オーナーが決定」し、その上で「イギリス政府がクラブ・ライセンスを発行」することが必要不可欠です。これらの条件が満たされれば「移籍を取り仕切るマリナ・グラノフスカヤ氏の去就」に焦点が映ります。

 アブラモビッチ氏の “右腕” としてクラブを切り盛りをしてきたグラノフスカヤ氏が「新オーナーの下でも以前と同じ権限と職責を有するのか」は未知数であり、チェルシーが昨夏までと同じ動きを移籍市場でするかは不透明と言えるでしょう。

 

 チェルシーの中盤 MF に目を向けますと、30歳を超えるカンテ選手とジョルジーニョ選手の現行契約が残り1年。アトレティコから期限付き移籍中のサウール選手(27)は「返却」が有力視されている状況です。

 “左利き” のラビオ選手に触手を伸ばす理由はありますが、獲得に本腰を入れるかが判明するのは6月以降でしょう。ラビオ選手の去就がどうなるのかにも注目です。