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【移籍のウワサ】 得点力不足に悩むユベントス、1月の移籍市場でヴラホビッチ獲得を夢見る

 スカイ・イタリア』によりますと、ユベントスがフィオレンティーナのヴラホビッチ選手を獲得を目指しているものの獲得は困難とのことです。資金面でも夢物語と言わざるを得ないでしょう。

画像:去就が騒がしくなっているヴラホビッチ
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 ヴラホビッチ選手は2000年1月生まれの21歳。昨シーズンのセリエAで21得点を記録してブレークし、今季も12節を終えた時点で8得点と決定力の高さを示している CF です。

 ただ、所属するフィオレンティーナとの契約延長交渉が不調に終わったため、遅くとも来夏の移籍市場でチームを離れることが確定的となっています。

 

 ユベントスはモラタ選手などが CF としているものの決定力(とポストプレーの精度)不足は否めません。そのため、ヴラホビッチ選手の獲得に興味を示しているのです。

 ただ、人件費の大幅な削減が必要な経営状況にあるユベントスがヴラホビッチ選手を獲得することは困難です。

 フィオレンティーナはヴラホビッチ選手の移籍金として8000万ユーロを要求しており、ユベントスにその額を捻出する余裕はありません。また、プレミア勢ではアーセナルが関心を示していることからユベントスが太刀打ちすることは困難です。

 アーセナルは来夏にラガゼット選手との現行契約が満了し、32歳のオーバメヤン選手との契約は残り1年となります。CF が補強ポジションですからユベントスよりも移籍金を本気で用立てることでしょう。

 プレミアリーグの放映権収入を考えると、ユベントスの資金力ではヴラホビッチ選手の獲得は難しいものと考えられます。

 

 ヴラホビッチ選手が今冬に新天地を求める必要はないため、移籍をするなら来夏となるでしょう。ユベントスは「現有戦力での得点力アップ」が “宿題” として課せられる形になると思われます。

 人件費の削減が求められるユベントスのフロント陣がどのように立ち振る舞うのかに注目です。