ユベントスは公式サイト上でBチーム(= U-23)を率いるランベルト・ザウリ監督との契約を2022年6月30日まで延長したと発表いたしました。これにより、2シーズン続けて指揮をすることになります。
エンポリのプリマベーラ監督から2019年夏にユベントス・プリマベーラの指揮官に就任したザウリ監督は1971年7月生まれの49歳。2020/21 シーズンからはBチームを率いており、今回の契約延長でユベントス3シーズン目となります。
プリマベーラ時代にはドラグシン選手などを指導しましたし、昨季はBチームで発足後の最高勝点を記録しています。セリエBに在籍するクラブからの引き抜きなどのオファーがなければ続投となるのは妥当なことだと言えるでしょう。
なお、契約延長に対してザウリ監督は次のようにコメントしています。
ランベルト・ザウリ監督:
「個人的に非常にハッピーです。私達は2年前に旅路を始め、私はプリマベーラと共にスタートしました。そして昨夏からはBチーム(= U-23)を率いています。
3シーズン目を迎えるという事実を私を幸せにします。クラブと共に良い感情が生まれました。
今年、私達は偉大な野心があります。非常に若いチームになりますし、私は既に多くの選手を知っています。良い挑戦になるでしょう。
私のタスクは私達を待ち受けている試合に相対する準備ができているチームを作ることです。日々の生活が重要になるでしょう。スタッフと共に選手たちを成長させ、プロフェッショナルなフットボールの中に彼らを投影したいと思っています」
6月30日の契約満了を迎える前に契約延長となっていても不思議ではなかったのですが、それは “大人の事情” があったのでしょう。とは言え、ユベントスの内部で実績を残している指揮官が継続できることは朗報と言えるはずです。
2021/22 シーズンは「オーバーエイジ枠を極力使わない状態で勝点をどこまで伸ばせるか」がテーマとなるでしょう。ザウリ監督がどのように若手有望株選手を育てていくことになるのかに注目です。