ユベントスは公式サイト上で U-21 ルーマニア代表のラドゥ・ドラグシン選手と2025年夏までの契約を締結したと発表いたしました。若手有望株の CB を引き止められたことは大きいと言えるでしょう。
ドラグシン選手は2002年2月生まれの19歳。ルーマニア・ブカレスト出身で2018年夏にユベントスに加入し、今季で在籍3年目を迎える右利きの CB です。
ユベントスでは順調な成長曲線を描いており、加入1年目の 2018/19 シーズンは U-17 でプレー。翌 2019/20 シーズンはプリマベーラに昇格し、現在はBチーム(= U-23)の指揮を取るザウリ監督の下でゴッツィ選手らとセンターバックを構成。
2019/20 シーズンの終盤はBチームでレギュラー争いをし、今季 2020/21 シーズンはチーム事情も加わってトップチームに帯同し続けています。
現行契約が2021年夏(= 今季終了時)までとなっていましたから、2025年までの契約延長を締結できたことは朗報と言えるでしょう。
なお、ドラグシン選手は契約延長を行った際に『ユベントスTV』からの取材に以下のようにコメントしています。
ラドゥ・ドラグシン選手:
「センセーションは非常に良く、新契約にサインすることが待ち切れませんでした。2025年までユベントスに留まりますし、さらに長くなるかもしれません。
私は16歳で加入し、ここで成長しました。ですから幸せです。サインは日々 100% を出すことのインセンティブです。ユベントスにいますし、ここでは常にベストを出さなければならないことを理解しています。
サッカーの観点から私は多くのことを学びましたが、最大のことは人間性です。チャンピオンの中にいることで考えさせ、成長させるのです。
チャンピオンズリーグ・デビューの瞬間はベンチにいて監督が “ドラゴ、変わるぞ” と言いました。スパイクの履き方やユニフォームの着方も分かってなかったですし、その時は名前さえも忘れていました。
ルーマニアでは私をサポートしてくれる人が大勢います。ユベントスでの経験は偉大な冒険を体験させてくれました。なぜなら、ユーヴェは世界で最も偉大なクラブの1つだからです。
ムトゥの後にこのチームの選手になれたことも大きな誇りです。
家族とは一緒にいました。最初の2年間は一緒ではなく、寮生活だったので少し難しかったです。それから母と姉がトリノに来てサポートをしてくれました。距離はそれほど感じませんでした。
ティフォージへのメッセージ?大変な時期であることは知っていますが、私達は皆さんのサポートを必要としています。私達は常にあなたたちのことを考えています。フォルツァ・ユーヴェ」