ユベントスは公式サイト上でザニマッキア選手とヴリオーニ選手の期限付き移籍が決定したと発表いたしました。前者はセリエBのクレモネーゼに、後者はオーストリアの WSG チロルへのレンタルとなります。
ザニマッキア選手は1998年7月生まれの22歳。2018年夏にジェノアからユベントスに期限付き移籍で加入し、翌2019年に完全移籍となった右サイドを主戦場とするウィンガーです。
2020/21 シーズンはスペイン2部のサラゴサに期限付き移籍。公式戦は28試合・1285分に出場し、2得点の結果を残しています。
今季はイタリア・セリエBのクレモネーゼに1年間の期限付き移籍を行うとのこと。クレモネーゼを率いるペッキア監督は 2019/20 シーズンにユベントス・Bチームでザニマッキア選手を指導していますから「良い再開」となることが期待されます。
ヴリオーニ選手は1998年10月生まれの22歳。2020年1月にサンプドリアからユベントス・Bチームに加入した CF 型の FW です。
2020/21 シーズンは得点源として期待されたものの骨折によりシーズンの大半を棒に振ることになりました。そのため、2021/22 シーズンは「復活を期すためのシーズン」となるでしょう。
今季の期限付き移籍先となるのはオーストリアの WSG チロルです。WSG チロルにはユベントスのプリマベーラに在籍歴を持つフレデリクセン選手が昨シーズンはプレーし、31試合出場で18得点4アシストを評価を高めました。
ヴリオーニ選手にはフレデリクセン選手に勝るとも劣らない活躍が期待されている訳ですから、その期待に応えられるかが大きな注目点になるはずです。
若手選手が所属先のチームで活躍し、評価を高めることができるのかに注目です。