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Jメディカルで地元保健当局と連携した新型コロナワクチン接種が開始

 ユベントスは公式サイト上でアリアンツ・スタジアムの東部分に隣接するJメディカルで地元保健当局と連携した新型コロナワクチン接種が行われると発表いたしました。なお、規模は1日100人ほどになる予定です。

画像:ワクチン接種会場として利用されるJメディカル
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 ユベントスは所属選手や新加入選手がメディカル・チェックを毎年行うため、クラブが運営する医療機関(= Jメディカル)を保有・運営しています。

 イタリアでは新型コロナのワクチン接種が進んでおり、トリノでもワクチン接種の会場は複数存在します。今回の発表は「ユベントスが『Jメディカル』を接種会場として提供し、接種会場が1つ追加される」というものです。

 ユベントスは過去にアリアンツ・スタジアムの駐車場を「ドライブスルー形式の PCR 検査会場」として提供したこともありますから、今回の件も “ノブレス・オブリージュ” に基づく判断が行われたと言えるでしょう。

 

 接種の手順は地元保健当局の指針に準拠し、1日100回の接種を行う予定であると発表されています。

 アリアンツ・スタジアムはトリノ郊外に位置しているため、郊外に済む住人への接種が進めば役割を果たしたことになります。市街地の住民はオリンピック時に利用された『オーバル・リンゴット』や『パラベラ』を大規模接種会場として使う方が合理的だからです。

 「新型コロナによるパニック状態を解消する」と言う点でもワクチン接種の意味はありますし、希望者にワクチン接種が速やかに行き渡ることは良いことだと言えるでしょう。

 

 イタリアでのコロナ禍がどのぐらいのスピードで収束に向かうのかに注目です。