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ユベントス、アリアンツとのスタジアム命名権を2030年まで延長するなどの複数契約の締結を発表

 ユベントスは公式サイト上でアリアンツ社と「スタジアム命名権の契約延長」を始めとする3種類の契約を締結したと発表いたしました。命名権の期間は2023年から2030年までで、総額は1億310万ユーロとのことです。

画像:Allianz x Juventus

 発表されたプレスリリースは以下のとおりです。

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ユベントスおよびアリアンツのパートナーシップ強化

 

 トリノ、2020年2月12日 ー ユベントス・フットボールクラブはアリアンツと本年会計年度からトップチームのトレーニングウェア広告、女子チーム・セクターのスポンサー権、2023年7月1日から2030年6月30日までの7シーズンに渡るアリアンツ・スタジアムの命名権の契約延長で合意に達しました。

 既存の合意事項に加え、総額は1億310万ユーロに及びます。


 

 ユベントスのホームスタジアムはドイツの保険会社アリアンツが命名権を獲得し、現行契約は 2022/23 シーズンまでとなっていました。それが、次のように強化される形になったとのこと。

  1. 命名権
    • 現行契約は 2022/23 シーズンまで
    • 2029/30 シーズンまで(= 7シーズン分)新たに契約延長
  2. トレーニングウェア広告
    • トップチームのトレーニングウェアにスポンサー名を掲示
  3. 女子チーム
    • スポンサーを務める

 目に見える変化は「トップチームのトレーニングウェアに『アリアンツ』の名称(かロゴマーク)が記されること」でしょう。これはインテルがやっていることです。

 インテルは胸スポンサーを『ピレリ』が務めていますが、練習時のトレーニングウェアは『蘇寧電器』、ビブスは『レノボ』がスポンサーです。そのため、ユベントスも同様の形を採ることになると思われます。

 ただ、チャンピオンズリーグで露出が許可されているのは「胸スポンサーを務める1社だけ(= ユベントスの場合は Jeep)」ですから、今回発表されたスポンサー収入の大部分は「スタジアム命名権の延長料」と見ておく必要があるでしょう。

 

 とは言え、現行契約が3年以上も残っている時点で契約延長を引き出せたのは評価できる部分です。チャンピオンズリーグ制覇を狙う上で必要不可欠な「スポンサーの獲得」を継続することができるのかに注目です。

 

 追記: 現地2月13日(木)に行われた 2019/20 コッパ・イタリア準決勝ミラン戦のファーストレグで『アリアンツのロゴ』が表記されたトップチームのトレーニングウェアが着用されました

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 かなり大きく企業名が表示されていますから、それなりのスポンサー収入を期待しても良いかも知れません。