『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、トッテナムへのディレクター職への転身が噂されるパラティーチ CFO がユベントスの現所属選手を引き抜く可能性もあるとのことです。アッレグリ監督の選手評価次第では妨害すべきではないでしょう。
6月末にユベントスとの契約が満了するパラティーチ CFO はトッテナムのスポーツ・ディレクターへの転身が噂されている状況にあります。「目利き能力」は高く評価されているため、自らがユベントスに連れてきた選手を引き抜く可能性はあると言えるでしょう。
名前が出ている選手は以下のとおりです。
- DF: レオナルド・ボヌッチ
- MF: アドリアン・ラビオ
- GK: ジャンルイジ・ブッフォン
- FW: パウロ・ディバラ
- FW: デヤン・クルゼフスキ
「アッレグリが率いているからユベントスと契約した」とメディアに語ったラビオ選手も含まれているため、上述の選手たちがパラティーチ氏を慕って移籍を決断するとは言えません。しかし、声がかかる選手がいたとしても不思議ではないでしょう。
アッレグリ監督が就任したため、ユベントスでは『監督の選手への評価基準』が変わります。
余剰人員を抱えている経済的な余裕はありませんし、アッレグリ監督が売却不可と見なしていない選手なら市場価格での売却を妨害すべきではないでしょう。(パラティーチ氏が就任した)トッテナムからのオファーだったとしてもです。
ユベントスは「余剰人員の整理(+売却益)」という恩恵がありますし、トッテナムは「チームの補強」という目的を果たすことができます。両クラブにメリットがあるため、門前払いの姿勢は持つべきではないしょう。
ユベントスも(インテルやナポリと同様に)人件費を圧縮する必要がある状況に置かれています。その中で今夏の移籍市場においてどのような判断が下されることになるのかに注目です。