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パラティーチが強化担当を務めるトッテナムがクルゼフスキの獲得に本腰?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、トッテナムがクルゼフスキ選手の獲得に関心を寄せているとのことです。クルゼフスキ選手をユベントスに呼び寄せたのがトッテナムの強化担当を務めるパラティーチ氏であり、移籍が実現する可能性はあるでしょう。

画像:クルゼフスキをユベントスに呼び寄せたパラティーチCFO(当時)
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 1月28日付でユベントスはフィオレンティーナからヴラホビッチ選手を完全移籍で獲得。“レギュラー起用が大前提の FW” が1人増えたため、今冬の移籍市場で「放出可能な選手」が生じることは必然な状況です。

 その1人がクルゼフスキ選手でしょう。

 クルゼフスキ選手はパラティーチ氏が2020年1月にアタランタから保有権を3500万ユーロで獲得。当時インテルを率いていたコンテ監督も獲得に興味を示していた選手だからです。

 ユベントスがヴラホビッチ選手を獲得したことでクルゼフスキ選手の序列が1つ下がることは濃厚ですし、トッテナムから「適正額でのオファー」があるなら今冬での売却に応じるべきです。まずは相手側の出方次第と言えるでしょう。

 

 ちなみにファブリツィオ・ロマーノ記者はトッテナムとの交渉状況を以下のようにツイートしています。

  • トッテナム側(=パラティーチ)の提示
    • 半年間の期限付き移籍
    • 条件次第で買取義務が発動するオプションが付随
    • 3000万ユーロほど
  • ユベントス側(=ケルビーニ)の返答
    • 買取義務の 100% 保証
    • 移籍金は4000万ユーロほど

 トッテナムがロマーノ記者が報じた初期オファーよりも上乗せをするなら、クルゼフスキ選手の放出は容認されることでしょう。「パラティーチ氏がアタランタに提示した獲得条件以上」であることがユベントス側の要求になるはずです。

 それが満たされるのであれば、“アッレグリ監督の下で満足な出場機会が得られていないクルゼフスキ選手” の放出を認めるべきです。

 

 約1年後に控えるカタールW杯の関係で『ノーマルな1月の移籍市場』とは違う動きが出ている状況でどのような結末を迎えることになるのかに注目です。