NO JUVE, NO LIFE!!

- FINO ALLA FINE - ユベントス関係のニュース記事を扱うサイト

パラティーチ CFO、2戦連続でリーグ機構から罰金処分が下される

 レガ・セリエAは公式サイト上で 2020/21 セリエA第5節での出来事に対する裁定を発表いたしました。パラティーチ CFO に2試合連続で罰金処分が科されています。

画像:立場が危ぶまれているパラティーチCFO
PR

 

 パラティーチ CFO は前節・第4節ベローナ戦でも罰金処分を受けており、今節で2試合連続の処分になります。処分の理由は「前半終了時に許可なくロッカールームに立ち入り、審判員に対して脅迫的な態度と敬意を欠いた批判を行った」と言及されています。

 ユベントスはセリエAの直近2試合で勝点を取りこぼしており、それが立場が危ぶまれているパラティーチ CFO の問題行為を引き起こす要因になっているのでしょう。

 

 2018年夏から実質的に移籍市場を仕切っていたパラティーチ CFO の発言力に比例するようにユベントスは『拡大路線』へと進み、クラブの事業費は大きく増加しました。

 それが結果に結び付いていれば良かったのですが、そうは言えないことが現状です。しかも、2018/19 シーズンにアッレグリ監督を「内容が伴っていない」との理由で実質的に解任。サッリ監督を招聘しました。

 ところが、アッレグリ監督の残した結果を下回る成績であったことに加え、クラブは人件費が急増したことで巨額赤字を計上。フロント陣の不味い対応がエムレ・ジャン選手に暴露されるなど取締役会が任命責任を問われかねない状況となっています。

 当然、パラティーチ CFO には「(権限を持って実質3年目だから、結果を出さないとどうなるかは)分かってるね?」との通告がされているはずであり、結果を求めて焦る姿は今後も目にすることになるでしょう。

 

 フロント陣が右往左往したところで、ピッチ上の選手たちに与えるのは悪影響だけです。そのため、まずは選手や監督などの余計なプレッシャーがかからないようにサポート役に回り、選手の市場価値を高める働きに専念する必要があります。

 前任者ができていたことと同じレベルの結果をパラティーチ CFO が残すことができるのかに注目です。