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【移籍のウワサ】 ミランがリールの正守護神メニャンの獲得が目前に迫ったことでドンナルンマのユベントス移籍の噂が再燃

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがジャンルイジ・ドンナルンマ選手の獲得に乗り出しても不思議ではないとのことです。ミランは来季の正守護神候補を確保したに等しい状況ですから、起こり得ることだと言えるでしょう。

画像:ミラン退団が濃厚と見られているドンナルンマ
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 ドンナルンマ選手とミランの現行契約は6月末で満了となるため、「シーズン終了時まで一時的に凍結となっていた契約延長交渉が妥結するか」が注目点でした。

 ところが、ミランは今季リーグ1を制したリールの正守護神マイク・メニャン選手の確保に成功。メニャン選手は現地24日(土)にミラノ入りし、25日にはメディカルチェックを完了したものと目されています。

 これにより、ミランの正守護神はメニャン選手が務める可能性が高くなったと言えるでしょう。そのため、交渉が決裂状態となったと思われるドンナルンマ選手が新天地へ旅立つことは既定路線となりました。

 

 移籍先としてユベントスの名前が出ているのは以下の理由があるからです。

  • 選手の要求額(=年俸1000万ユーロ)を出せる見込みあり
  • ブッフォン選手の退団で GK 枠に空きが発生
  • 代理人であるライオラ氏とフロント陣は懇意

 しかし、そうは問屋が卸しません。なぜなら、上述の可能性を否定するネガティブな要素も複数存在しているからです。

  • 拡張路線とコロナ禍でのクラブの財務状況は大赤字の火の車
  • 正 GK シュチェスニー選手に加え、ペリン選手がジェノアからレンタルバック
  • ライオラ氏と懇意のフロント陣に解任の可能性

 デ・リフト選手に「ロナウド選手に次ぐセリエAで2番目の高額年俸」を提示するクラブですから、ドンナルンマ選手の要求額を満たす提示をするでしょう。ただし、これは現フロント陣が今夏の移籍市場での決定権限が与えられている場合の話です。

 実際にドンナルンマ選手を獲得すると「正守護神クラスの選手が3人」と明らかな余剰人員が発生することになります。その状況は売却先のクラブに足元を見られる事態を招くため、まずは人員整理が優先事項と言えるでしょう。

 

 ドンナルンマ選手の去就にユベントスがどれだけ関与することになるのかに注目です。