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UEFA がレアル、バルサ、ユーヴェへの懲戒手続き開始を発表 処分の内容は後日発表へ

 UEFA は公式サイト上で『スーパーリーグ構想』に賛同したままの3クラブに対する懲戒手続きを開始したと発表いたしました。「処分の内容は後日発表される」と思われますが、「処分が確定するか」は別問題となります。

画像:UEFAのチェフェリン会長
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 いわゆる『スーパーリーグ』構想に関連して UEFA の倫理・懲罰検査官による調査の結果、UEFA の法的枠組みに違反している可能性があるため、レアル・マドリード、バルセロナ、ユベントスに対する懲戒手続きが開始されました。

 

 詳細は追って報告いたします。

 

 UEFA は「該当3クラブに対して 1〜2 シーズンの出場権剥奪」を科す方針でしょう。ただ、今週末に UEFA が主催するチャンピオンズリーグ決勝が控えており、『処分』に注目が集まる事態は避けるはずです。

 したがって、処分が発表されるのは「早くても週明け5月31日」になると予想されます。しかし、問題となるのは「レアル、バルサ、ユーヴェの3クラブは『UEFA の懲戒』に従う気が全く見えない」という点です。

 UEFA が下す処分の根拠は「『UEFA の規則』に反したため」になるはずですが、該当の3クラブは「『(処分の根拠となった)UEFA の規則』は『EU の法律』に反しており無効である」と法廷闘争に持ち込むと予想されるからです。

 こうなった場合、処分や懲戒の執行は(判決が確定するまで)一時停止されます。強行することは可能ですが、「処分・懲戒に値しない」との判決が出た場合は “執行側” に巨額の賠償責任が生じてしまいます。

 そのため、2021/22 シーズンの UEFA チャンピオンズリーグに懲戒が出されたクラブが不在になることはないと言えるでしょう。

 

 レアル、バルサ、ユーヴェの3クラブが UEFA からの懲戒に対してどのような反応を見せるのかに注目です。