『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが今季で現行契約が満了するブッフォン選手に1年の契約延長をオファーする可能性があるとのことです。十分に可能性のあることだと言えるでしょう。
今季 PSG からユベントスに復帰したブッフォン選手は第2GK としてチームに貢献しています。ただ、ユベントスには今季終了後に GK 陣との契約を見直さなければならない事情があります。
Po | 選手名 | 年俸 | 人件費 | 契約 |
---|---|---|---|---|
GK | ブッフォン(41) | € 1.5m | € 2.6m | 2020 |
ピンソーリョ(29) | € 0.3m | € 0.5m | ||
シュチェスニー(29) | € 4m | € 10.5m | 2021 | |
ペリン(26) | € 2.3m | € 7m | 2022 |
正 GK のシュチェスニー選手の現行契約は残り1年となるため、来夏には「延長」か「売却」かを決定しなければなりません。
また、第2GK のブッフォン選手と第3GK のピンソーリョ選手は現行契約が満了します。ですから、ブッフォン選手への契約延長オファーなどの報道が出る要因になっているのでしょう。
ブッフォン選手の契約延長は選手自身に現役続行のモチベーションがあれば、すぐに合意に達すると思われます。
そのため、GK の去就で問題となるのはシュチェスニー選手の方でしょう。ユベントスのフロント陣やブッフォン選手は「イタリア代表の正 GK はユベントスにいるべき」と過去にドンナルンマ選手(ミラン)に対して秋風を送っています。
ドンナルンマ選手の現行契約は(シュチェスニー選手と同じ)2021年までですから、ミランの財政難に付け入る形での獲得もあり得ると言えるでしょう。
年俸面に関してはシュチェスニー選手とペリン選手の放出でカバーすることが可能だからです。
2020年夏の移籍市場での重要ポジションとなることが現時点で確定的な GK に対し、ユベントスのフロント陣がどのように対処するのかに注目です。