ユベントスは公式サイト上でマルセイユと交換トレードが成立したと発表いたしました。マーリー・アケ選手がユベントスに完全移籍で加入し、フランコ・トンギャ選手がマルセイユに移籍します。
発表された内容は以下のとおりです。
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- マーリー・アケ(Marley Ake)
- 2001年1月生まれの20歳
- 本職は WG
- 移籍金800万ユーロ・5年契約で加入
- 今季リーグ1と CL で13試合172分のプレー時間
- フランコ・トンギャ
- 2002年3月生まれの18歳
- 攻撃的 MF
- 移籍金800万ユーロで移籍
- 今季はユーヴェBで10試合466分のプレー時間
- イタリアのアンダー世代代表の主力
攻撃陣の一翼を担うことが期待される若手有望株同士のトレードが成立しました。コロナ禍で「売上高の確保」が例年よりも必要な状況ですから、この手の交換トレードは今後も起きることが予想されます。
ユベントスが(クラブ内育成選手の資格を満たす)トンギャ選手を放出した要因の1つは「今季終了後に現行契約が満了するから」でしょう。
トンギャ選手の立ち位置は「ラフィア選手の控え」であり、レギュラーの座は掴み切れていません。『Bチームでのプレーを前提にした契約』を受け入れた際のデメリットがある以上、「トップチームへの昇格が高い」と目されるチームに移籍するのは合理的です。
ユベントスも「フリーで出て行かれる」よりは「移籍金を残してくれる」方がマシです。そのため、将来性が同等と見なされる選手との交換トレードを成立させたと言えるでしょう。
余談ですが、ユベントスはジェノアとの間で『ロベッラ選手を獲得する交換トレード』がすでに成立済です。
レガ・セリエAが「現地1月28日付」で「ロベッラ選手のユベントスへの完全移籍およびジェノアへの期限付き移籍」と「ペトレッリおよびポルタノーバ両選手のジェノアへの完全移籍」を公表しているからです。
将来に向けた布石が期待した効力を発揮してくれることに期待です。