『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、今季でユベントスとの現行契約が満了するドラグシン選手にライプツィヒやニューカッスルが興味を示しているとのことです。ユベントスにとっては頭の痛い問題と言わざるを得ないでしょう。
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ルーマニア出身のドラグシン選手は2002年2月生まれの18歳。2018年夏にユベントスに加入した在籍3年目の CB です。
ユベントスとの現行契約は今季終了時まで。イタリアでは18歳以下の選手との契約は「最長でも3年」ですから、ユベントス加入時の契約のままと言えるでしょう。ここで問題なのは「次の契約をどのクラブと締結するか」です。
- ユベントスがドラグシン選手と契約延長をしたい理由
- “ファン・ダイク2世” と称される若手超有望株の CB
- あと半年の在籍で『クラブ育成選手』となる
- 選手が退団するなら移籍金を残す形が望ましい
- ユベントスとドラグシン選手との契約延長が難航する要因
- 今後の出場機会
- Bチームが戦うセリエCでは役不足
- 期限付き移籍に選手が魅力を感じるかは不明
- 他クラブからの関心
- 今夏に契約満了でフリーとなるため移籍の障壁とはならない
- ライプツィヒなどからの関心は若手選手にとって魅力的
- 今後の出場機会
端的に言うと、ドラグシン選手との契約延長交渉は「選手側が圧倒的に有利」です。約 190cm の高身長で18歳にしてルーマニア U-21 代表でプレーする逸材が “フリーで” 移籍市場に出てくるのですから、オファーは精査されることになるでしょう。
したがって、「トップチームでのプレー機会を与える」など選手(と代理人)を満足させる内容を提示できなければ、チームを離れる可能性は否定できないと思われます。
仮に5年契約を締結するなら、ドラグシン選手が19歳の誕生日を迎える本年2月以降となるでしょう。もちろん、「ユベントスとの契約延長が合意済みだった」という事実がクラブが発表する IR (Investor Relations) から判明することも考えられます。
若手有望株選手であるドラグシン選手の去就がどのような結末を迎えるのかに注目です。