『トゥット・スポルト』によりますと、ドラグシン選手は買取オプションが付随した期限付き移籍でセリエAのカリアリに移籍することが有力になっているとのことです。継続的な出場機会が得られるなら、悪い話ではないでしょう。
ドラグシン選手は2002年2月生まれの19歳。2018年夏にルーマニアのレガル・ブカレストから加入した CB です。
加入時の契約が2021年夏に満了するために争奪戦が発生したのですが、ユベントスと2025年夏まで延長。
22日に行われた今季開幕節にはトップチームとBチーム(= U-23)のどちらにも帯同していなかったため、移籍交渉がかなり進行しているものと予想されます。
そのドラグシン選手の移籍先として最有力視されているのはカリアリです。
当初はロカテッリ選手を獲得する際の交換トレードでのサッスオーロ行きが有力視されたのですが、サッスオーロが「移籍金獲得による売上高の確保」を求めたことで交渉は妥結せず。ドラグシン選手のサッスオーロ行きは消滅しています。
カリアリはセンプリーチ監督が3バックを主体に戦う指揮官であるため、ドラグシン選手にも出場機会が巡ってくる可能性はあります。
ただ、CB の主力は年齢の近いバルキエビツ選手(21)やカルボーニ選手(20)ですし、ゴディン選手も健在です。移籍は「この現状をどう評価するか次第」と言えるでしょう。
ドラグシン選手も『(ユベントスの)クラブ内育成選手』の資格を満たしているため、選手登録を行う際の登録枠が懸念点になることはありません。「成長のための出場機会をどう確保するか」に重点を置いた結論がどうなるのかに注目です。