ユベントスは公式サイト上でラドゥ・ドラグシン選手がサンプドリアに1年間の期限付き移籍をすると発表いたしました。移籍最終日を迎えた段階ではカリアリが有力視されていただけにサプライズと言えるでしょう。
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ルーマニア出身のドラグシン選手は2002年2月生まれの19歳。ユベントスとの契約が2021年夏まででしたが、2025年夏までに契約延長をした若手有望株の CB です。
今季はトップチームで CB の序列争いをする可能性もあったのですが、結果的にサンプドリアへの期限付き移籍を選択しています。
当初はドラグシン選手の有力視されていたカリアリにはバルキエビツ選手やカルボーニ選手など同世代の CB が在籍中で出場機会が巡ってくるかは微妙な状況でした。
一方、サンプドリアはトネッリ選手が古巣のエンポリに完全移籍し、CB に1枠空きが生じた状況でした。ドラグシン選手はそこに入る訳ですから、ダベルサ監督の信頼を勝ち取ることで出場機会は飛躍的に伸ばすことができるでしょう。
日本代表に参加する吉田麻也選手が「代表戦での疲労」を理由に国際Ａマッチデー明け直後の試合は起用が見送られがちになることもドラグシン選手が出場機会を得るための追い風になると思われます。
ドラグシン選手がセリエＡで持ち味を発揮し、サンプドリアで大きく成長してくれることに期待です。
