ユベントスは公式サイト上で 2020/21 UEFA チャンピオンズリーグ第2節バルセロナ戦に向けた招集メンバー21選手を発表いたしました。
招集された選手一覧は下表のとおりです。
選手名 | |
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GK | 1: シュチェスニー、31: ピンソーリョ、77: ブッフォン |
DF | 13: ダニーロ、16: クアドラード、19: ボヌッチ、28: デミラル、35: デ・ウィンター、38: フラボッタ、47: リッチオ |
MF | 5: アルトゥール、8 ラムジー、14: マッケニー、22: キエーザ、25: ラビオ、30: ベンタンクール、33: ベルナルデスキ、39: ポルタノーバ、44: クルゼフスキ |
FW | 9: モラタ、10: ディバラ |
壊滅状態の CB はボヌッチ選手がメンバー入りをするも、プリマベーラでセンターバックのコンビを組むデ・ウィンター選手とリッチオ選手を招集。厳しい状況であることを示唆するメンバー編成となっています。
Bチーム(= U-23)の主力 CB であるコッコロ選手はクラブ内育成選手としてAリストに登録しておらず、ドラグシン選手はBリストで登録済みであるものの新型コロナ陽性のため起用不可です。
【先発予想: 4-2-3-1】
GK: シュチェスニー
DF: クアドラード、デミラル、ボヌッチ(フラボッタ)、ダニーロ
DMF: ベンタンクール(アルトゥール)、ラビオ
MF: クルゼフスキ、ディバラ、ラムジー(キエーザ)
FW: モラタ
ピルロ監督は前日会見で4バックの採用に言及していますし、4-2-3-1 が有力です。注目点は2列目に入る選手と並びで他のポジションは消去法で決まると考えられます。
対するバルセロナのクーマン監督は 4-2-3-1 が有力です。メッシ選手が1トップに入るものの実質的には0トップとなり、2列目の選手が縦への突破力を活かす戦いをすることでしょう。
持ち味である中盤のパスワークは前日会見に出席したピアニッチ選手の先発が濃厚で、デ・ヨング選手と組み立てを担うはずです。バルサのビルドアップをハイプレスで阻害すれば、ショートカウンターで決定機を手にすることができます。そのため、インテンシティーが重要です。
ユベントスとしては不安定さのあるバルセロナの最終ラインを揺さぶりたいところです。両サイドを縦に突破し、決定力を発揮しているモラタ選手に中央で勝負させる形をどれだけ作れるかが得点機の数になるでしょう。
ミラーゲームが予想されるため、自分たちがやりたいプレーを相手にはさせないことが重要になります。ピルロ監督がチャンピオンズリーグ本命に位置付けられるチームを相手にした大一番でどのような采配を見せるのかに注目です。