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【移籍のウワサ】 ユベントス、1月の移籍市場でチェルシーのエメルソン獲得に挑戦?

 トゥット・スポルト』によりますと、チェルシーでの出場機会減が予想されるエメルソン・パルミエリ選手の獲得に向けた動きをユベントスやインテルがしているとのことです。ただ、ユベントスの場合は制約条件が多いと言わざるを得ないでしょう。

画像:ユベントスからの関心が再び報じられたエメルソン
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 エメルソン選手は1994年8月生まれの26歳。ブラジル出身の左 SB でイタリア国籍も保持しているイタリアの代表選手です。

 2018年1月にローマからチェルシーに加入したのですが、今季はレスターからチルウェル選手が加入。左サイドバックのポジションを奪われ、2番手以下となったために出場機会の大幅減が予想されています。

 エメルソン選手の現行契約は2022年夏まで。控え選手に甘んじることを良しとするとは考えにくいため、チェルシーは今季終了後にエメルソン選手の現金化に動くことでしょう。

 そのため、過去にエメルソン選手の獲得に興味を示していたユベントスやインテルが移籍先として名前が出ているのだと考えられます。

 

 ただ、(ユベントスが獲得する際に)問題となる点があることは事実です。

 ピルロ監督は 3-4-1-2 を採用しており、エメルソン選手を起用するなら「左 WB」でしょう。ところが、左 WB にはA・サンドロ選手がレギュラーですし、ベルナルデスキ選手のコンバート先と目されています。

 要するに、「高給取りの2選手がポジションを争っている状態」であり、そこに多額の資金を費やしてまで選手を獲得する必要性を見出せないのです。

 クアドラード選手もいることを考えると、放出の目処が立っていない状況での獲得はあり得ないと言わざるを得ないでしょう。

 

 今季は大量の期限付き移籍をしたために給与負担は軽くなっていますが、選手の保有権は大量に保持したままです。そのため、来夏は「選手の放出」が要求されることになるでしょう。その中でユベントスのフロント陣がどのように立ち振る舞うのかに注目です。