『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスは今夏もサイドバックの補強に乗り出す可能性があるとのことです。昨夏に “テコ入れ” をしているため、大金を投じることは難しい状況にあると言えるでしょう。
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ユベントスのサイドバックは 2019/20 シーズンを以下の4選手で戦っています。
- 右サイドバック
- クアドラード
- ダニーロ / デ・シリオ
- 左サイドバック
- A・サンドロ
- (L・ペッレグリーニ → カリアリに期限付き移籍中)
昨シーズンはカンセロ選手とスピナッツォーラ選手がいましたが、現金化のために放出。代わりにダニーロ選手とL・ペッレグリーニ選手を獲得しました。
ただ、計算できる戦力が少ないことは事実です。攻守両面で計算できるのはA・サンドロ選手だけですし、右 SB は「即戦力選手が補強ポイント」と言えるでしょう。
左 SB はA・サンドロ選手が主力選手として君臨しているため、控え選手が現状では獲得対象です。もし、A・サンドロ選手が移籍するのであれば、主力選手を獲得する必要が生じます。
だから、アレックス・テレス選手(ポルト)やエメルソン・パルミエリ選手(チェルシー)の名前が出ているのでしょう。
ターンオーバーを積極的に活用しないなら、“主力級の選手” の選手を各ポジションに揃える必要はありません。
「主力」と「控え(≒ 若手成長株またはベテラン)」ではっきりと線引きすべきであり、主力級選手の獲得に乗り出す場合は放出が不可欠だからです。
移籍市場が通常どおりにオープンするかは不透明ですが、ユベントスが「若返り」や「サイドバックのテレ入れ」を考える必要があることは事実です。フロント陣がどのように動き、選手層を底上げするのかに注目です。