ユベントスは公式サイト上でダニエレ・ルガーニ選手がスタッド・レンヌに1年間の期限付き移籍をすると発表いたしました。買取オプションなどは付随していません。
エンポリの下部組織出身のルガーニ選手は1994年7月生まれの26歳。18歳の時にユベントスとの共同保有となってプリマベーラに所属し、エンポリのトップチームでデビュー。その後はユベントスでプレーしている CB です。
ユベントス加入後は徐々に出場時間を伸ばし、2017/18 シーズンにはレギュラーの座を掴みかける成長を見せていました。
2018年にボヌッチ選手がまさかの出戻りをした後は出場機会そのものが激減。実質的に「3シーズン連続で構想外」という扱われ方でした。
フロント陣は昨夏に CB 獲得に1億ユーロも投入しています。彼らを差し置いてルガーニ選手がポジションを奪うなど「起きてはならないこと」ですから、売却による現金化を目指す動きが残りの契約期間中は続くことになるでしょう。
ルガーニ選手が期限付き移籍をするスタッド・レンヌは昨季のフランス・リーグ1を3位で終え、チャンピオンズリーグに出場します。グループEでセビージャやチェルシーと同居していますから、その舞台で好印象を残せるかがポイントになります。
なお、レンヌは今季リーグ1で第5節を消化した段階で4勝1分の勝点13とスタートダッシュに成功しています。好調なチームの守備陣からポジションを奪うことは容易ではないだけに「適応能力」が問われることになるでしょう。
“傭兵” として加わることになったルガーニ選手が好パフォーマンスを示して自らの評価を高め、チームの躍進に貢献することができるのかに注目です。