ユベントスは公式サイト上でマッティア・ペリン選手がジェノアに期限付き移籍をしたと発表いたしました。なお、ジェノアはペリン選手の買取オプションは保持していません。
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ペリン選手は1992年11月生まれの27歳。2018年夏にジェノアからユベントスに加入したものの、シュチェスニー選手からポジションを奪うことはできず、肩の負傷で長期離脱を強いられるなど厳しい状況でした。
昨夏はベンフィカへの完全移籍が寸前まで迫ったものの回復時期に対するクラブ間の相違による破談。2020年1月の移籍市場で古巣のジェノアに期限付き移籍をし、出場機会を手にしていました。
今季も結果的にジェノアに1年間の期限付き移籍をすることが決定したとのこと。ジェノアは買取オプションが付随していないシンプルな形で獲得したことになります。
ペリン選手の(ユベントスとの)現行契約は2022年夏までですから、このまま退団となる可能性は大いにあるでしょう。
ユベントスの正 GK の座はシュチェスニー選手のものですし、出場機会を求めるペリン選手に居場所は見当たらないからです。ただ、ユベントスはペリン選手の獲得に移籍金を投じた手前、投資額を回収したい思惑がまだ残っていることは事実です。
ペリン選手がジェノアで復調し、イタリア代表に招集されるようになれば移籍金を得られる見込みはあります。古巣のジェノアでペリン選手が良いパフォーマンスを見せることができるのかに注目です。