『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などがマッティア・ペリン選手がジェノアに期限付き移籍で復帰すると一斉に報じています。クラブ間と代理人が移籍で合意したとのことであり、近日中に正式発表が行われることになるでしょう。
ペリン選手がジェノアに買取オプションなどが付随しない “単なる” 期限付き移籍で復帰することはガゼッタ紙の他に『トゥット・スポルト』や『スカイ・イタリア』も一斉に報じています。
どの媒体の報じた内容も似通っているため、ペリン選手が半年間のローン移籍でジェノアに移籍することは既定路線と言えるでしょう。残すはサインと正式発表のみと考えられるため、移籍濃厚と言えるはずです。
移籍先となるジェノアですが、今季は絶不調に陥っています。アンドレアッツォーリ監督で開幕を迎えたものの、調子が上がらずにチアゴ・モッタ監督を招聘。それでもダメで、ダビデ・ニコラ氏に命運を託すと見られてます。
ニコラ氏は 2016/17 シーズンに「不可能」と目されたクロトーネのセリエA残留に成功させています。
ジェノアはこの実績に賭ける考えなのでしょう。その際に必要となるのは「モチベーションの高い実力者」であり、ペリン選手に白羽の矢が立ったのは容易に想像できます。
ユベントスとしては「ペリン選手がジェノアでコンディションを復調」し、「2020 ユーロ本大会のイタリア代表に選出」され、「評価が高まった状態に戻って欲しい」という思惑があります。そうなることでクラブが被る会計上の損失を最小限にできるからです。
ペリン選手の新天地が古巣のジェノアになるのかに注目です。