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【移籍のウワサ】 ユベントスがナポリのミリクにも興味を示し、センターフォワードのテコ入れに本腰?

 トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが新 CF としてナポリのミリク選手にも興味を示しているとのことです。イカルディ選手の獲得説も報じられており、フロント陣が「(今夏の)補強ポジション」と見なしている可能性は高いのでしょう。

画像:ユベントスからの関心が報じられたミリク
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 2019/20 シーズンのユベントスがサッリ監督が高く評価するイグアイン選手が「CF の1番手」として大きな庇護を受けましたが、結果は伴いませんでした。フロント陣も「編成の責任」を問われるため、汚名返上のためにも補強に乗り出したいのでしょう。

 ちなみに、トゥット紙とガゼッタ紙は共に「トレードでの獲得」を有力と見ていますが、本命と見ている CF には違いがある状況です。

  • トゥット・スポルト
    • 獲得: アルカディウシュ・ミリク (← ナポリ)
    • 放出: ベルナルデスキ (→ ナポリ)
  • ガゼッタ・デッロ・スポルト
    • 獲得: マウロ・イカルディ (← PSG)
    • 放出: ピアニッチ / A・サンドロ (→ PSG)

 ユベントスのフロント陣(パラティーチ CFO)は「CF 型の FW を切望している」のでしょう。ただ、巨額の移籍金を計上する余裕はないため、「序列が低くなっている選手を使ったトレード」が有力視されています。

 

 パラティーチ CFO の “意中の CF” を獲得できれば状況が好転するかと言いますと、あまり期待は持てません。なぜなら、「FW 陣の守備での貢献が低下したこと」で失点が増えている問題への解決策にはならないことが自明だからです。

 サッリ監督の方向性(= ハイライン・ハイプレス)を目指すなら、必須条件を兼ね備えた選手でチームを編成する必要があります。決定的な仕事をしつつ守備でもある程度の汗をかくロナウド選手がいる以上、獲得選手の評価にはシビアになるべきでしょう。

 ユベントスのフロント陣がどのような判断をするのかに注目です。