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ピアニッチがセリエA再開に向けた準備のためにトリノに帰還

 ルクセンブルクに滞在していたピアニッチ選手がイタリア・トリノに帰還したことを自身の公式インスタグラムで報告しています。(5月末からの)セリエAの再開に向けた動きの一環と言えるでしょう。

画像:イタリアへと向かうピアニッチ
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 ボスニア・ヘルツェゴビナにルーツを持つピアニッチ選手ですが、ユーゴスラビア紛争から逃れるためにルクセンブルクに避難していた関係でルクセンブルク国籍も有しています。

 そのため、イタリア国内で新型コロナウイルスが蔓延した際に家族が生活するルクセンブルクに避難していたという経緯があります。このタイミングでイタリアに帰還した理由は「練習再開前に検疫期間を終えるため」です。

 

 イタリアでは『首相令(DPCM)』に基づくロックダウン(都市封鎖)が「5月3日まで」行われています。

 コンテ首相には「ロックダウンの期間延長」を決定する権限はありますが、産業界などからの強烈なプレッシャーを受けているため、おそらく「5月4日以降(の制限)は限定的になる」との見方が有力です。

画像:今後の日程

 ピアニッチ選手がこのタイミングでイタリアに期間したのは「5月4日から再開されると見込まれる練習に最初から参加するため」でしょう。

 イタリアに入国する際は「14日間の隔離」が義務付けられており、5月4日に間に合わせるには「4月20日に入国しておくこと」が必要になるからです。

 

 予想外の中断期間が発生しましたが、再開が現実味を帯びた以上は「再開時に合わせて調整すること」が求められます。どの選手が自身のコンディションを上げる期間を正確に把握できているのかに注目です。