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【移籍のウワサ】 ユベントスがマンドラゴラの買い戻しを検討も、理由はトレード要員にするため?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがウディネーゼに所属するマンドラゴラ選手の買い戻しを検討しているとのことです。ただ、戦力として計算しているかは不透明であり、トレード要員の可能性も指摘されています。

画像:ユベントスが買い戻しを検討と報じられたマンドラゴラ
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 マンドラゴラ選手は1997年6月生まれの22歳。ジェノアの下部組織で頭角を現わし、2016年1月にユベントスが保有権を獲得した中盤 MF です。

 ただ、その後に右足中足骨を骨折。2016/17 シーズンの大部分を棒に振ることになってしまいました。

 転機になったのは 2017/18 シーズンにクロトーネで主力選手として1年をプレーしたことでしょう。2018年夏にウディネーゼに2000万ユーロの移籍金で加入し、セリエAでの実績を積み重ねて現在に至っています。

 

 ガゼッタ紙によりますと、ユベントスは2600万ユーロでの買い戻し権を保持しており、「行使は確実」との論調です。しかし、問題もあります。

  • ポジティブな要素
    • イタリア人(= 協会内育成選手枠を満たせる)
    • 22歳(= 若返り+人件費削減)
  • 不安および懸念材料
    • 中盤 MF は「現状で6選手」と飽和状態
    • “サッリ監督のプレー制約下” で輝けるか

 サッリ監督にはアッレグリ監督のような戦術的柔軟性はありません。そのため、選手に要求されるプレー制約の下で持ち味を発揮できなければ、獲得費用が無駄になってしまう恐れがあります。

 現状では「ユベントスがマンドラゴラ選手の買い戻しオプションを行使し、ローマのクリスタンテ選手との交換トレード」とガゼッタ紙は指摘しています。こうした動きも起こり得るだけに優先権を持つユベントスのフロント陣がどう判断するかでしょう。

 

 “散財” は難しくなっている状況であるだけ今夏以降に見せる経営戦略の内容に注目です。