『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、ユベントスがジェノアのニコロ・ロベッラ選手の獲得に動いているとのことです。ただ、今冬でのユベントス加入はなく、保有権の確保に留まるとの見方が優勢です。
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ロベッラ選手は2001年12月生まれの19歳。ジェノアの下部組織出身の中盤 MF で 2019/20 シーズンにセリエAデビューを果たし、今季は7試合・529分のプレー時間を記録している若手有望株です。
ユベントスはロベッラ選手の保有権を「1000万ユーロ弱」で獲得することを狙っているとのこと。ロベッラ選手の現行契約は2021年夏までですから、引き抜きが実現する可能性はあると言えるでしょう。
ただ、ユベントスの獲得は「ロベッラ選手の保有権まで」に留まることが濃厚です。
ロベッラ選手の現時点での実力・実績ではユベントスでポジション争いをしてもチャンスは得られません。少なくとも、(ロベッラ選手と同じジェノア下部組織出身で現在はウディネーゼに所属する)マンドラゴラ選手と同等の実績が必須と言えるからです。
したがって、保有権だけユベントスに移り、選手はユベントスからの期限付き移籍の形でジェノアに留まる形が現実的と考えられるのです。
なお、ロベッラ選手の獲得交渉と並行する形で「ユベントスからジェノアにポルタノーバ選手が移籍する交渉」が行われているとも報じられています。若手有望株の交換トレードに該当する移籍劇が起きることになるのかに注目です。