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恒例のプレシーズン大会 ICC (インターナショナル・チャンピオンズカップ)の2020年大会は開催中止

 ICC (インターナショナル・チャンピオンズカップ)は公式サイト上で「2020年大会は開催を中止する」と発表いたしました。新型コロナウイルスの影響でヨーロッパの日程そのものが流動的な状況であり、止むを得ない状況と言えるでしょう。

画像:ICC 主催者による発表文
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 ICC はアメリカやアジアで7月下旬から行われているプレシーズン大会です。チャンピオンズリーグ制覇を狙うビッグクラブや知名度のあるクラブが参戦しており、「恒例の大会」としての地位を確立していると言えるでしょう。

 ユベントスは「商業面での効果」を意識して参加しており、昨夏はアジア・ラウンドに出場しました。

 今夏に開催される予定だったチームや対戦カードは未発表でしたが、おそらくユベントスは北米ラウンドに参戦していたことでしょう。(ロナウド選手のゴタゴタ劇が収束したため)

 しかし、新型コロナウイルスが世界中で感染拡大を引き起こしたことで大会そのものがキャンセルとなりました。欧州勢から見れば、ICC は「夏の集金ツアー」です。その収益源である入場料収入が得られない状況では「大会中止」を決定した主催者の判断は妥当と言えるでしょう。

 

 ユベントスにとっての影響ですが、一長一短の形になると思われます。

 メリットは「チームのコンディション作りにはプラス」という点です。ヨーロッパからアメリカ(またはアジア)への遠征は身体的な負担が大きく、コンディション調整での恩恵は少なかったからです。

 一方で「親善試合で多額の収益が得られていた」という “経営的な恩恵” がありました。これが消滅することがデメリットです。不特定多数との接触を避けざるを得ない状況であるから、仕方のない決定と言えるでしょう。

 

 新シーズン(= 2020/21 シーズン)が本格始動するまでに新型コロナウイルスの騒動が沈静化している状況になっているのかに注目です。