『スカイ・イタリア』によりますと、現行契約が今季で終了するキエッリーニ選手とブッフォン選手に対し、ユベントスが契約延長を打診しているとのことです。経済情勢が悪化することを踏まえると妥当な判断と言えるでしょう。
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ユベントスは2020年夏に現行契約が満了するのは(ブッフォン、ピンソーリョ、キエッリーニ、マテュイディ、クアドラードの)5選手でした。
クアドラード選手とマテュイディ選手は既に契約が延長されており、残るは3選手という状況です。ユベントスはキエッリーニ選手に2年、ブッフォン選手に1年の契約延長をオファーするとのこと。
レギュラー選手としてフル稼働することを期待するのは難しいでしょうが、経験豊富なベテランとしては十分に計算ができるはずです。また、新型コロナウイルスの影響で巨額移籍金を用意しにくい状況であるため、コストパフォーマンスの点からも延長の打診は妥当と言えるでしょう。
一方で厄介となるのは期限付き移籍で他チームに移籍中の選手の扱いです。
- D・クルゼフスキ(19, FW): パルマ
- L・ペッレグリーニ(21, DF): カリアリ
- M・ペリン(27, GK): ジェノア
- M・ピアツァ(24, FW): アンデルレヒト
- C・ロメロ(21, CB): ジェノア
現時点でユベントスの選手登録枠は埋まっています。上述の選手を来シーズンの戦力として計算しているなら、今の登録枠から誰かを外す必要があります。
昨夏はそれに失敗したのですから、その反省を活かせるかがポイントになるでしょう。ユベントスのフロント陣がどのような判断を夏に下すことになるのかに注目です。