ユベントスは公式サイト上でコロンビア代表のクアドラード選手との契約を2022年まで延長したと発表いたしました。クアドラード選手は右 SB のレギュラーとしてプレーしているため、必要度の高い契約延長と言えるでしょう。
クアドラード選手は1988年5月生まれの31歳。ユベントスには2015年夏にチェルシーから期限付き移籍で加入し、2017年夏から完全移籍に切り替わり、右サイドを主戦場にプレーを続けています。
完全移籍となった際に締結された契約は2020年夏まででしたが、それが2年延長され、2022年までとなりました。そのため、クアドラード選手は34歳を迎える 2021/22 シーズンまでユベントスに留まることになります。
サッリ監督のチームでは「不動の右 SB」としてレギュラーのポジションを掴んでいるだけに、クアドラード選手を引き止められたことは大きいと言えるでしょう。
なお、クアドラード選手は契約延長に対し、次のようにコメントしています。
ファン・クアドラード選手:
「ユベントスと私の物語を続けられることは本当に幸せですし、興奮しています。リーグを制することは特別なことですし、チャンピオンズリーグを制することを私達は目標に置いています。
私達は今年がチャンピオンズリーグを勝ち取る適切な年になることを望んでいますし、それを達成するために日々の仕事に取り組んでいます。
ユベントスで決めたゴールで最も覚えて、最も楽しんだのはインテル戦でペナルティーエリア外から決めたものです。
私がユベントスでしてきたことに満足していますし、多くのことを学んでいます。戦術面で改善し続けたいですし、そうするための仕事はまだまだ残っています。それから、より完全な守備的選手になりたいと思っています」
ユベントス加入時は「右ウィンガーのスペシャリスト」だったクアドラード選手を右 WB や右 SB として起用し、プレーの幅を広げる基礎を作ったのはアッレグリ前監督の功績です。右インサイドハーフの MF としても起用していましたから、その功績は計り知れないと言えるでしょう。
長期離脱を強いられるような負傷に見舞われることなく、クアドラード選手が右サイドで躍動する姿を見せ続けてくれることを期待したいと思います。