ユベントスは公式サイト上で GK マッティア・ペリン選手との契約を2025年まで延長したと発表いたしました。今季で契約満了を迎える選手の中でペリン選手との契約延長が最初に決まったことは驚きと言えるでしょう。
ペリン選手は1992年11月生まれの29歳。ジェノアの下部組織で育成され、2018年夏にジェノアからユベントスに加入した GK です。
ただ、シュチェスニー選手とのポジション争いに敗れ、正 GK としての地位を確立させるまでには至りませんでした。加入時に締結した契約が2022年夏に満了する予定だったのですが、それが3年延長となりました。
新契約での待遇は「第2GK としての年俸水準」が提示されていたことが有力だっただけに、今夏で現行契約が満了する選手の中でペリン選手が最初に合意に達したことは驚きと言えるでしょう。
ペリン選手には “自身を正 GK として迎え入れてくれるトップハーフに属するクラブ” への移籍を模索することも可能だったからです。
なお、ペリン選手が2025年までの契約を締結したことでユベントスの GK は以下の編成となります。
21/22 | 22/23 | 23/24 | 24/25 | |
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Szczesny (32) | €6.5m | €6.5m | €6.5m | |
Pinsoglio (32) | €0.3m | €0.3m | ||
Perin (29) | €2.3m | ? | ? | ? |
合計【GK】 | €9.1m | €6.8m |
シュチェスニー選手が正 GK として君臨し、ペリン選手とピンソーリョ選手がサポートする形が来季も継続されることになりました。
所属選手の実力に疑問符が付いている訳ではないため、GK が補強ポジションになることはないでしょう。
とは言え、シュチェスニー選手が予期せぬ離脱を強いられた際はペリン選手に穴埋めをしてもらう必要があります。したがって、モチベーション維持が重要になることでしょう。チームに欠かせないピースになってくれることに期待です。