現地10月14日に行われた EURO 2020 予選ウクライナ代表戦で PK によるゴールを決めたロナウド選手がキャリア通算700ゴールを達成しました。抜群の決定力があるだけに、酷使が唯一の懸念点と言えるでしょう。
ロナウド選手は14日にキエフで行われた EURO 2020 予選第8節ウクライナ代表戦の72分に PK によるゴールを決め、キャリア通算700ゴールを達成しました。
#CR700... And it's not over! 👏 @Cristiano pic.twitter.com/i5d36wUZ3v
— JuventusFC (@juventusfcen) October 14, 2019
現所属チームであるユベントスも祝福の映像を公式ツイッターにアップし、多くのメディアも祝福しています。それだけに今後はどこまでゴール数を伸ばすのかが注目点と言えるでしょう。
代表チームでは95得点で、トップは元イラン代表のアリ・ダエイ選手の109得点です。あと14得点で並ぶ訳ですから、記録更新に並々ならぬ意欲を燃やすことが予想されます。
ただ、ユベントスにとって懸念点となるのは「ロナウド選手がフル稼働状態で疲労を溜め込むリスクが高まること」です。
ロナウド選手が所属するポルトガル代表は予選のグループBでウクライナ代表の後塵を拝する形となったため、来年3月のプレーオフ・ラウンドを勝ち上がっての本戦出場を目指すことになります。そのため、適度に休養させなければ、シーズン後半戦の大事な時期にロナウド選手を起用できない事態に見舞われる恐れがあります。
11月の代表戦でのポルトガルの対戦相手はリトアニアとルクセンブルクですから、「ゴールの荒稼ぎ」を狙ってロナウド選手が出場することは十分に考えられます。これを見越した起用をサッリ監督ができるかが注目点でしょう。
ロナウド選手にとっては不本意である「(ユベントス初年度の)28得点」を払拭するゴール数を 2019/20 シーズンに記録することができるのかにも注目です。