『ジャンルカ・ディ・マルツィオ .com』によりますと、ベンフィカとペリン選手の移籍交渉を行っているユベントスがベンフィカの下部組織にあるジョアン・フェレイラ選手を交渉に組み込むことを求めているとのことです。
ペリン選手の状況ですが、ベンフィカが獲得に強い関心を示しているとのこと。
『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は「(ベンフィカの)ビエイラ会長がトリノで直接ラブコールを選手に送った」と報じており、選手の代理人であるアレッサンドロ・ルッチ氏が契約詳細を詰める予定であると伝えられています。
ベンフィカ側は1500万ユーロの移籍金を用意すると見られており、これはユベントスが昨夏にペリン選手を獲得した際の移籍金を上回ります。そのため、選手がオファーを受け入れれば、移籍が成立することになるでしょう。
一方、ペリン選手の移籍交渉と並行する形でユベントスは「ベンフィカの下部組織に所属するジョアン・フェレイラ選手の獲得に興味を示している」と報じられています。
ジョアン・フェレイラ選手は2001年3月生まれの18歳。ベンフィカの下部組織出身の右 SB で、ポルトガルのアンダー世代の代表にも選出されている選手です。
ベンフィカは「ジョアン・フェレイラ選手の移籍金として1200万ユーロを計上したい」とのこと。金額としては “現時点では” 割高ですが、Bチーム(= U-23)やプリマベーラに有望な右 SB が少ないという現状があります。
ディオゴ・ダロト選手(マンチェスター・U)のような成長をジョアン・フェレイラ選手に見込めるなら、最終的には「妥当な取引」と言えるでしょう。
まずはペリン選手の去就が「ベンフィカ加入」で決着するのかに注目です。