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ユベントス、リーグ戦では “ロナウド効果” による観客増の恩恵を受けられず

 2018/19 シーズンが終了したことで1試合あたりの平均観客数も明らかになりました。ロナウド選手が加入したユベントスは前年比 -0.18% と微減し、観客動員数を増やすことはできませんでした。

画像:アリアンツ・スタジアム

 各試合での観客動員数は下図のとおりです。

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画像:ユベントスの観客動員数(2018/19シーズン)

 

 ユベントスが 2018/19 シーズンに記録したセリエAでの平均観客動員数は3万9244人。昨シーズンは3万9316人でしたから、「微減」と言えるでしょう。

 ただ、アリアンツ・スタジアムの収容可能人数は4万1500人です。

 収容率では 94.6% と高い水準が保たれていますし、昨季よりもチケット価格が約 30% ほど値上がりしていました。そのため、経営的には「伸び」を記録していると考えられます。

 

 課題を上げるなら、「シーズン後半戦での観客動員が思わしくなかったこと」です。

 昨シーズンはナポリとの “デッドヒート” がシーズン最終盤まで行われたため、後半戦のほとんどの試合で4万超の観客数を記録しています。しかし、今季は “独走” だったため、後半戦で4万人を超えたのは2試合だけでした。

 平均観客数という点では「第20節キエーボ戦がスーペル・コッパの関係で月曜日開催になった」という点が大きく足を引っ張ることになりました。

 スタンド閉鎖処分を受けたのではない理由で動員数が伸び悩んだことは「マイナス」と評価する必要があります。

 

 2019/20 シーズンはサッリ監督が就任したことでシーズン序盤戦は新チームに興味を持った観客が動員数を押し上げることでしょう。観客動員数を継続するに値する内容をピッチ上で見せることができるのかに注目です。