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ユベントス、年間チケットを持たないファンの観戦数を増やすため更新率 95% で販売を終了したと発表

 ユベントスは公式サイト上で「2019/20 シーズンの年間チケット販売を更新率 95% に達したため終了した」と発表いたしました。新規ファンがチケット購入しやすくするため、販売数を制限したとのことです。

画像:アリアンツ・スタジアム
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 アリアンツ・スタジアムの収容観客数は4万1500人です。近年、ユベントスは年間チケットとして2万9300枚を販売しており、残りは1万2200枚となっていました。

 ただ、全体の 5% はアウェイ・サポーター席として割り当てる必要があるため、年間チケットを持たないファンに割り当てられるのは「1万枚ほど」でした。

 ユベントスはロナウド選手を獲得するなど、昨シーズンからは「拡大路線」に舵を切っています。そのため、「年間チケット保有者の割合を減らすことで、新規ファンをスタジアムに集客する」というアプローチを採ったものと考えられます。

 

 2019/20 シーズンに販売した年間チケットは2万7700人分。昨年よりも1600人分が年間チケットの非保有者向けに回ることになりました。

 全試合の観戦が難しいイタリア国外に住むユベントス・ファンが試合を観戦するハードルが下がることになるため、“世界各地で新たに獲得したファン” を見据えた経営判断としては正しいと言えるはずです。

 サッリ監督を迎えた初年度にあたる 2019/20 シーズンにユベントスが好調な観客動員数を記録することができるのかに注目です。