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FIFA の規律委員会もライオラ氏らへの職務停止処分を無効とし、代理人業務の再開に向けた障壁がなくなる

 代理人のミノ・ライオラ氏は自身のツイッターで FIGC からの職務停止処分が撤回されたことに続き、FIFA の規律委員会も処分を無効にしたと発表いたしました。これにより、ライオラ氏は通常どおりの代理人業務が可能になりました。

画像:ライオラ氏によるツイートの内容
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 ミノ・ライオラ氏は甥のビンチェンツォ氏とともに FIGC (= イタリア・サッカー連盟)から「代理人職務の停止処分」を受け、それを不服として控訴している状態でした。

 一方で、FIFA も FIGC の処分を全世界に対象を拡大していたのですが、これは CAS が「7月上旬に出す結論までの間は一時凍結する」と決定。イタリア国外での代理人職務は一時的に可能という状況にありました。

 現地13日にはイタリアの連盟仲裁裁判所はライオラ氏の訴えを認め、職務停止処分を破棄。イタリア国内での処分は解消されたことで、処分が全世界で凍結。CAS の最終的な判断が待たれている状態となっていたのです。

 

 それが14日付で FIFA の規律委員会が「処分の無効」を書簡としてライオラ氏に送っていたことが明らかになりました。

 つまり、処分自体が撤回されたのですから、ライオラ氏が代理人業務を行う上での障害はなくなったと言えるでしょう。(訴訟で争っている処分が撤回されたことで CAS が審議を打ち切る可能性があるため)

 ユベントスはケーン選手とマテュイディ選手の処遇という点でライオラ氏と交渉する必要があります。チームが「良い条件」と言える内容で交渉をまとめることができるのかに注目です。