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アニェッリ会長との会談を控えるアッレグリ監督に対し、PSG が秋風を送る?

 ガゼッタ・デッロ・スポルト』によりますと、シーズン終了後にアニェッリ会長との会談が予定されているアッレグリ監督に対し、PSG が興味を持っているとのことです。ただ、アッレグリ監督が PSG を率いる可能性は現時点では低いと言えるでしょう。

画像:シーズン終了後の会談に注目が集まる両者
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 ユベントスの 2018/19 シーズンは順位が決まったため、残りの公式戦は “消化試合” となっています。そのため、「来季に向けたチーム編成会議を行うこと」が最大の注目点となっており、メディアを賑わせる要因になっているのです。

 ただ、正式な編成会議を行うと「来季の戦力には含まれないと判定された選手の価値が下がってしまう」という弊害が発生します。この結果、選手の移籍による売却益が下がる要素ができてしまうため、“正式な編成会議” はシーズン終了時まで行われないと言えるでしょう。

 

 PSG からの関心が報じられている理由は「アッレグリ監督の去就が不透明に映るから」という点が大きいと考えられます。とは言え、アッレグリ監督が引き抜かれる可能性は低いと考えられます。

  • PSG がアッレグリ監督を引き抜くべき理由:
    • 現有戦力の組み合わせに長けた指揮官
    • ホーム&アウェイのトーナメント戦を得意とする
    • フロント陣に対して弓を引かない
  • PSG がアッレグリ監督の引き抜きを見送るべき理由:
    • 今季はピーキングに失敗した
      → トゥヘル監督も同様
    • 守備からチームを作るため、ブラジル人選手と合わない可能性あり
      → ダニ・アウベスなど
    • 就任に対し、本人やユベントスが難色を示す恐れがある

 アッレグリ監督は今季開幕前にレアル・マドリードから就任オファーを受け取っていましたが、「ユベントスを率いる」と発言したことを理由にオファーを固辞しています。当時と同じ状況ですから、アッレグリ監督が PSG からの関心に興味を示す確率は少ないでしょう。

 そのため、残留が既定路線であると考えられます。

 

 アッレグリ監督の契約期間は2020年までですし、これをどうするのかが会談の主目的となるでしょう。なぜなら、選手編成に大きな影響を与える要素だからです。まずはアッレグリ監督の去就がどのような形で落ち着くのかに注目です。