『トゥット・スポルト』によりますと、ジェノアのプレツィオージ会長が移籍が噂されているクリスティアン・ロメロ選手の移籍先として「おそらくユベントスになるだろう」と『プリモ・カナレ』に語ったとのことです。
バルザーリ選手が今季での現役引退を表明したユベントスは CB が今夏の最優先補強ポイントとなっています。
名前が出ているロメロ選手はアルゼンチン出身の21歳。今季がセリエA初年度なのですが、第9節ユベントス戦でデビューするとレギュラーポジションを奪取。評価を高めたことでステップアップが噂されている状況です。
ロメロ選手は早い段階からユベントスが熱心にチェックしていますので、獲得競争の先頭争いをしていることは間違いないでしょう。また、イタリア国内では資金力もあるため、本気を出せば獲得が困難になることはないと考えられます。
プレツィオージ会長の「ロメロはユベントスに行く」との発言にはそのような背景があると言えるからです。
そのため、夏にロメロ選手の保有権がユベントスに渡る可能は高いと思われます。ただ、ロメロ選手が 2019/20 シーズンにユベントスでプレーするかは今後の状況次第です。
なぜなら、カルダーラ選手のように「保有権だけがユベントスに移り、選手は元の所属先チームに期限付き移籍という形でプレーする」というケースが考えられるからです。ロメロ選手以外に即戦力の CB をユベントスが獲得するのかで状況が変わると言えるでしょう。
バルザーリ選手の後継者として白羽の矢が立つのはロメロ選手になるのか。それとも、他にも即戦力選手を補強するのか。ユベントスのフロント陣の動きに注目です。