ユベントスは公式サイト上でクアドラード選手が現地28日に左ひざの手術を受け、無事に終了したと発表いたしました。「保存療法を採る」と発表されていたことを踏まえると、驚きがあると言わざるを得ないでしょう。
クアドラード選手は12月12日にスイス・ベルンで行われたヤングボーイズ戦で左ひざを負傷。「外側側副靱帯の過伸展」が報告され、保存療法による回復が図られていました。
クリスマス休暇前までは『保存療法』だったのですが、ボクシング・デー明けに事態は一変。現地28日にスペイン・バルセロナでユベントスのクラブドクターであるクラウディオ・リゴ医師が立会う中、クガート医師による手術を受けたとのこと。
「半月板の損傷」と「軟骨の骨折」による手術と発表されていますので、ドイツで診察を受けた時点で負傷の状態は知らされていたのでしょう。その上で、選手側が『手術』を希望したものだと考えられます。
なお、手術は完全に成功したとのこと。クアドラード選手は数日後にはリハビリを開始させる予定であると発表されています。
ちなみに、クアドラード選手の離脱期間は約3ヶ月となるでしょう。
デ・ブライネ選手(マンチェスター・シティ)が今季序盤戦で右ひざ外側側副靱帯を痛めた時は「手術不要で、2〜3ヶ月」との見立てでした。手術を選択したクアドラード選手は2ヶ月半前後の離脱は確定的と言えるでしょう。
そのため、クアドラード選手がチャンピオンズリーグ・ラウンド16のアトレティコ戦に出場するのは難しくなりました。思わぬ形で SB が手薄になってしまったのですが、復帰を急がせたことで再離脱となってしまうと元も子もありません。
まずはクアドラード選手が術後に順調な回復を見せるのかに注目です。