ユベントスは公式サイト上で2020年までだったアレックス・サンドロ選手との契約を2023年にまで延長したことを発表いたしました。これにより、移籍騒動に終止符が打たれることになったと言えるでしょう。
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A・サンドロ選手は1991年1月生まれの27歳。2015年夏にポルトから移籍金2600万ユーロで加入し、2020年までの契約を有している状況でした。
ユベントス加入後はエヴラ選手やアサモア選手というライバルがいたものの、レギュラーとしてのポジションを常に確保。課題とされていた「守備」は年々向上し、自らの立場を確固たるものにしていました。
「攻守に高いレベルで計算できる上、契約は残り2年を切り、年俸は2015年に締結した当時の水準」となれば、左 SB に不安を覚えるチームは獲得に乗り出します。当然、A・サンドロ選手にも引き抜きの話はあったはずですが、ユベントスとの契約延長を選んだことはクラブにとって大きいことと言えるでしょう。
その理由は SB の獲得に乗り出す必要性がゼロになったからです。
- 右 SB
- カンセロ(24):2023年まで
- デ・シリオ(26):2022年まで
- 左 SB
- A・サンドロ(27):2023年まで
- スピナッツォーラ(25):2022年まで
サイドバックを本職とする選手の最年長は来年1月に28歳になるA・サンドロ選手です。他の3選手は25歳前後なのですから、選手補強の必要性は皆無に近いポジションと言えるでしょう。
このことでクラブが得られるメリットは大きいはずです。
昇給を伴ったであろう新契約を締結したA・サンドロ選手が今季の残りシーズンでどのようなプレーを見せてくれるのかに注目です。