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ダルミアン獲得でナポリに横槍を入れられたユベントス、カンセロ獲得に本腰?

 スカイ・イタリア』によりますと、ダルミアン選手の獲得交渉が長期戦の様相を呈してきたユベントスがカンセロ選手の獲得に舵を切りつつあるとのことです。右 SB は補強ポイントですので、状況を整理しておくことにしましょう。

画像:ユベントスの右SB獲得候補として名前が出ている選手たち
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 ユベントスはダルミアン選手(マンチェスター・U)に興味を示し、獲得の可能性は高いと見られていました。

 ただ、移籍金1200万ユーロを提示したユベントスに対し、ユナイテッドは2000万ユーロを要求。この差が埋まる気配がなく、交渉は暗礁に乗り上げた状態でした。

 ここにマッジョ選手の退団で右 SB の補強が急務となったナポリもダルミアン選手獲得に興味を示したことで、事態が膠着することになったのです。

 

 ダルミアン選手に多額の移籍金をつぎ込みたくないユベントスは方向を変え、カンセロ選手の獲得に比重を移しつつあります。

 カンセロ選手はインテルが3500万ユーロの買取オプションを持っていましたが、FFP の関係で権利は行使されず。その結果、バレンシアに復帰することになっていました。

 今夏はバレンシアと同じく(カンセロ選手の代理人を務める)ジョルジュ・メンデス氏が大きな影響力を持つプレミア昇格組のウォルヴァーハンプトン(=ウルブス)への移籍が噂されていましたが、選手は移籍に否定的と報じられています。

 もし、インテルが保有する買取オプションと変わらない金額(=3700万ユーロ前後)でカンセロ選手を獲得できるなら、獲得すべきでしょう。セリエAに適応済みですし、24歳という若さも魅力的だからです。

 

 したがって、サンティアゴ・アリアス選手(PSV, 26)は「保険」という位置づけでしょう。『EU域外選手』で獲得枠を消化してしまうため、積極的に動きにくいことが理由です。

 ダルミアン選手の移籍金が2000万ユーロ前後を要することになり、カンセロ選手も4000万ユーロ強の移籍金が必要となるなら、アリアス選手の獲得に本腰を入れることになると考えられるからです。

 右 SB が補強ポイントになっているユベントスがどの選手に白羽の矢を立てることになるのか。フロント陣の動きに注目です。