『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスが CSKA モスクワに所属するアレクサンドル・ゴロビン(Aleksandr Golovin, 22)選手に興味を示しているとのことです。
1996年5月生まれのゴロビン選手は CSKA 下部組織出身の MF。「アルシャビンの後継者」として期待されているロシア代表選手でもあります。
大会名 | 試 | 得点 | 時間 | |
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2016/17 (CSKA) |
リーグ戦 | 30 (29) | 3 (4) | 2524' |
UEFA CL | 6 (6) | 0 | 495' | |
カップ戦 | 1 | 0 | 27' | |
合計 | 37 (36) | 3 (4) | 3049' | |
2017/18 (CSKA) |
リーグ戦 | 27 (26) | 5 (4) | 2283' |
UEFA CL | 6 (6) | (1) | 537' | |
CL予選 | 4 (4) | 0 | 344' | |
UEFA EL | 5 (5) | 2 (1) | 450' | |
カップ戦 | 1 | 0 | 25' | |
合計 | 43 (41) | 7 (6) | 3639' |
2016/17 シーズンの時点で中盤の主力選手としてプレー。今季はクラブが CL グループ3位で回ったヨーロッパリーグで存在感を発揮しており、多くのビッグクラブが興味を示していることが明るみに出たと言えるでしょう。
過去には、アーセナルやナポリからの関心が伝えられており、ロシアW杯でのプレーをチェックするだけの価値はあると思われます。
ユベントスが獲得に興味を示したとされる理由は「中盤が逆三角形型の 4-3-3 で『10番』を任せられる能力を持った選手だから」というものでしょう。
両足を使える技術力に加え、セットプレーでキッカーを務める精度を持っています。また、アルシャビン選手に比べて中央でのプレーを得意とし、ドリブルでの評価もされているからです。
したがって、スカウトを送り込むなど獲得に向けた動きがあることは自然と言えるでしょう。ただ、ゴロビン選手は CSKA と2021年までの契約を結んでいますし、ロシアのクラブとの移籍交渉は通常時でも難航する前提で見ておく必要があります。
その上、ロシアW杯の活躍次第では大争奪戦が勃発する可能性にも留意しなければなりません。
中盤 MF はタイプの異なる選手を擁するべきであり、『8番』タイプは飽和状態と言えるでしょう。ユベントスがどのような選手編成を行うのかに注目です。