『メディアセット』によりますと、ユベントスとバレンシアがジョアン・カンセロ選手の移籍金で合意に達したとのことです。ただ、金額の支払い方法で一致する必要があり、正式発表にはまだ時間を要することになるでしょう。
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ユベントスとバレンシアはカンセロ選手の移籍金3800万ユーロで合意したとのこと。今季セリエAで見せた活躍と24歳という年齢を考慮すると、妥当な価格と言えるでしょう。
ただ、移籍金の支払い方法についてはまだ一致していない状況です。
ユベントスはD・コスタ選手の買取オプションを今夏に行使しており、カンセロ選手の支払いは来季以降にしたいところです。『メディアセット』はローン費用800万ユーロを支払い、2019年夏に3000万ユーロを払う形をユーヴェ側は希望していると報じています。
そのため、注目点はユベントスの提示したオファー内容で「バレンシアが FFP をクリアする見通しがあるのか」ということになります。
選手の移籍金で両クラブが合意に達したのであれば、交渉は1歩前進です。残すは「移籍金の支払い方法で折り合いがつくか」がポイントです。
バレンシアが余剰選手を売却することで3000万ユーロほどを用意できるなら、6月末にカンセロ選手の獲得が急遽決定することになるでしょう。交渉の行方に注目です。