『メディアセット』などによりますと、ユベントスのウルトラスが現地25日にビノーボにある練習場を訪問し、チームを “激励” したとのことです。実際は「叱咤激励」と称することが正確ではないかと思われます。
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ビノーボを訪れたウルトラスですが、アリアンツ・スタジアムのクルヴァ・スッド(=南スタンド)に陣取る『Drughi』や『Fighters』だったことが確認できます。
“激励” の内容ですが、『Drughi』は「声も心も共にある」という趣旨の激励バナーを提示しており、極度の緊張感を高めるものとはなっていません。また、『メディアセット』からのインタビューに対して「激励に来ました。批判ために来たのではありません」と述べています。
とは言え、わざわざ練習場に大挙して押し寄せている訳ですから、「叱咤激励」の状態と見ておく必要があるでしょう。
勝点1のリードがありますが、ユベントスの対戦日程はナポリと比較すると厳しいものです。また、ミランとのコッパ・イタリア決勝も控えている状況に置かれています。
現状の課題は「攻撃が個人技頼りとなり、迫力が消えていること」と「リードを守り切れない」の2点に集約されるでしょう。
アッレグリ監督が “取りこぼし” でスクデットを逃す結果となった「ミランの 2011/12 シーズン」を思い起こさせる状況となっています。その疑念を28日(土)に行われるセリエA第35節インテル戦で払拭することができるのかに注目です。