『トゥット・スポルト』によりますと、ユベントスから SPAL に期限付き移籍しているマッティエッロ選手に対し、フィオレンティーナが獲得に興味を示しているとのことです。
マッティエッロ選手は1995年7月生まれの22歳。今シーズンは SPAL に期限付き移籍し、第21節を終えた段階で14試合に先発出場しています。
左 WB としてプレーするマッティエッロ選手に対し、フィオレンティーナが獲得に興味を示しているとのこと。
ユベントスは「買い戻しオプション」などが付随した “モラタ選手方式” での移籍を容認する構えだとトゥット紙は報じています。ユベントスとしてはクラブ育成選手の資格を持つマッティエッロ選手を完全に手放すリスクを念頭に置いた動きと言えるでしょう。
なお、移籍先として名前の出たフィオレンティーナですが、来季以降に SB を探すことを余儀なくされる可能性があり、その場合に備えての動きと言えるでしょう。
- 右 SB / WB
- ローリニ(28)
- ガスパル(24)
- 左 SB / WB
- ビラーギ(25)
- M・オリベーラ(25)
両サイドに2選手ずつを要しているため、選手の補強を急ぐ必要はありません。マッティエッロ選手が SPAL でプレーしている左サイドはビラーギ選手が完全にポジションを掴んでいますし、契約が満了する選手はいない状況です。
しかし、ビラーギ選手はインテルの下部組織です。そのため、サントン選手に見切りを付けたインテルがビラーギ選手に白羽の矢を立て、引き抜きを行う可能性はあると言えるでしょう。マッティエッロ選手の獲得に乗り出す姿勢を見せた理由はそうした背景があったものと考えられます。
今季後半戦でも結果を残し、来季に向けた弾みを付けることができるか。マッティエッロ選手のパフォーマンスに注目です。